「デジタル×金融」で、
世の中を面白く。
アプリ企画の醍醐味は、
「ユーザーに届く」実感にある

マーケティング本部 IT戦略ユニットOHYAMA

業界のリーディングカンパニーとして、
先進的な取り組みに挑戦し続ける
企業風土に惹かれた

就職活動は「安定と挑戦」をテーマに通信、コンサルティング、メーカーなど幅広い業界を見ていました。三井住友カードに入社しようと決めたのは、長年、業界をリードしてきた歴史と実績を持ちつつ、国内有数の成長産業であるキャッシュレス領域へ果敢に挑戦していたから。暮らしのインフラともいえる決済システムを支える仕事に魅力を感じ、「業界初」の取り組みを数多く実現してきた三井住友カードでなら、自分も何か面白いことに挑戦できるんじゃないかと感じていました。

現在は、IT戦略部で主にスマートフォンアプリの企画業務を担当しています。入社して約2年経ったころに現在の部署に異動になり、デジタル領域の仕事に携わることになりました。自分から、「企画系の仕事がしたい」と希望をしていたのですが、学生時代は政治経済学を学んでいたためIT知識はほぼゼロ……。最初は打ち合わせで飛び交う単語が全く分からず、自主的にIT関連の資格を取得したり、先輩にあれこれ質問したり、必死に勉強する日々でした。

自分の仕事が
「人々の生活に確かに届いている」。
そう感じられる瞬間が、やりがいに

現在は主に「Vpassアプリ」の企画に携わっています。三井住友カードの公式アプリである「Vpassアプリ」は、24時間カードの利用状況やポイント残高などを確認でき、三井住友銀行口座 との連携もできるなど、多くの便利な機能があります。このアプリをより使いやすく、便利にするために、日々、新しい機能の追加やUI・UX改善の企画に力を注いでいます。
※UI(ユーザーインターフェイス):ユーザーとの接点、目にふれるすべてのもの ※UX(ユーザーエクスペリエンス):ユーザーが商品やサービスを通じて得られる体験

アプリ企画における私たち、IT戦略部メンバーの立ち位置はプロダクトの責任者。その企画によって何を実現したいのか、どんな課題を解決したいかの画を描いて、システム部門や、社外のパートナー企業などとともに、実現に向けて調整を行います。例えば、アプリ内に新しい機能をつくる際には、画面構成やボタンタップ時の挙動など、ユーザー体験に直結するデザインや設計の議論をこと細かに行います。自分の作るアプリのその先には何百万人ものユーザーがいます。だからこそ影響力も責任も大きい。どんなに些細なことでも関係者全員が納得するまで議論し、手を抜くことはできません。

これまでの仕事で一番印象に残っているのは、異動した直後に担当した「かぞくのおさいふ」アプリの企画。利用通知などの機能によって、お子様のカード利用を見守り、家族でお金の管理が簡単にできるアプリとして2021年3月にリリースしました。ゼロから何かを企画するという経験が初めてで、リリースできた時には、自らが生み出したサービスが多くの人に届く瞬間を体験することができ感動しました。

この仕事の面白さは、自分が携わった企画が実際に世の中に出て、多くのユーザーからの反応を得られることにあると感じています。担当するアプリを実際に親戚や友人が使っていたり、雑誌などで紹介されていたりするのを目の当たりにすると、「自分の仕事が世の中の人々に確かに届いて、役に立てているんだな」と改めてやりがいを感じます。
アプリのバージョンアップ時には、SNS上で「こんな機能を求めていた!」等とポジティブな反応をいただけることも多くあり、常に「人々に届いている実感」を得ながら仕事に取り組むことができています。

IT戦略部には、
「知識を共有し合う文化」、
「若手の意見を求める文化」がある

異動して約3年が経ちますが、ITにおける知識やスキル、経験を積み重ね、今ではメインで担当する仕事も増えてきました。今後はさらに成長し、ユーザーが「便利だ」と感じられる新しいサービスを作っていきたいと考えています。常に新しい技術やサービスが生まれるデジタル領域だからこそ、これからも学び続けることが必要。新しいニュースをグループのメンバー間で共有し合い、常に情報収集することを心掛けています。

これまでを振り返ると、知識ゼロからここまで来られたのは、先輩方のアドバイスやサポート、そして頻繁に部内の勉強会が開かれるなど、「知識やノウハウを共有しあう」文化があったからだと実感します。また、部署内には「若手メンバーの意見を積極的に聞こう」という文化もあります。特に、アプリのデザインや使い勝手などは、若手メンバーの感性が重宝される分野。これまでも1、2年目の若手が積極的に意見を出し、採用される場面を何度も目にしてきました。

デジタル領域の仕事で活躍するのは、この領域への好奇心を持っている人。もちろん専門知識があるに越したことはないですが、新入社員に必ず専門知識が必要というわけでは全くありません。入社してからでも学ぶことはできますし、それをサポートしてくれる先輩の存在があります。誰しもがアプリやWebサービスを日常的に利用しているはずなので、まずは「1人の消費者」としての視点を活かした意見で部署に貢献し、仕事の中で知識や技術を身に着け、成長していってほしいですね。

offtime

フレックス制を活用することで、
家族との時間や、趣味に費やす時間も増えた

プライベートではゴルフに打ち込んでいます。三井住友カードには総勢80名ほどからなるゴルフ部があり、数ヶ月に1回はゴルフコンペが実施されているんです。ゴルフ部に属するのは、若手から役員まで幅広い年代のメンバーたち。役職がはるかに上の方と一緒にラウンドする場面も多々ありますが、みんな驚くほどにフレンドリーにゴルフを楽しんでいます。仕事では関わることがない人とつながることができる貴重な機会ですね。ゴルフ初心者も大歓迎の部活なので、ご縁があり入社された方は、ぜひ体験に来てください!

フレックス制や在宅勤務の導入でより働きやすくなり、趣味や家族との時間も増えました。昨年はコロナ禍でずっと延期になっていた新婚旅行にも行くことができたので、今年もまた家族で旅行に出かけたりしたいですね。