知るほど面白くなるクレジット
知るほど面白くなるクレジット

現場で聞いた事業者の生の声

就職活動をしていた頃、社会人としてこれから40年間、ずっとおもしろいと思いながら働ける仕事を探す中で、当社を見つけました。もともと金融には興味があったのですが、その中でもクレジットカード事業は人々の暮らしを目に見えて便利に楽しくしていくことができと思いました。
最初の配属は大阪の加盟店事業部です。名古屋以西の全域を対象に新たな加盟店を獲得することがミッションでした。加盟店目線で、手数料率だけではない価値をどうアピールするかが問われたのですが、入社間もない自分には知識がない状態でした。新たな営業商材やノウハウを見出すために、大阪だけではなく東京にもアンテナを伸ばして情報収集しました。当時の自分にできること、思いつくことは全部やったと自負しています。この時期に学んだことは2つあります。1つは計画性です。闇雲に仕事をしても、目標を達成できないということに早い段階で気付くことができました。訪問前に相手先の事業・店舗展開について情報を収集することで、課題を予見して何度もシミュレーションし、提案の余地がある話題が出た際には機を逃さずに提案する事を心掛けていました。もう1つは傾聴力です。規模や業種を問わずあらゆる企業や公共団体にとって不可欠な「決済」を提案するという立場を活かして、世の中の事業者が何を考え、何を求めているのかを生の声として聞くように努めていました。クレジットカードビジネスは、加盟店とカード会員を車の両輪のように、収益を上げていくモデルです。その後、私が取り組むことになる法人営業や商品企画開発においても、会員ビジネスとしての収益化が難しい案件を、加盟店ビジネスとしていかに収益化させるのか、そういった視点はこの時期に養うことができたんだと思います。

目標達成に向けてやれることはすべてやった

現場で聞いた事業者の生の声

就職活動をしていた頃、社会人としてこれから40年間、ずっとおもしろいと思いながら働ける仕事を探す中で、当社を見つけました。もともと金融には興味があったのですが、その中でもクレジットカード事業は人々の暮らしを目に見えて便利に楽しくしていくことができと思いました。
最初の配属は大阪の加盟店事業部です。名古屋以西の全域を対象に新たな加盟店を獲得することがミッションでした。加盟店目線で、手数料率だけではない価値をどうアピールするかが問われたのですが、入社間もない自分には知識がない状態でした。新たな営業商材やノウハウを見出すために、大阪だけではなく東京にもアンテナを伸ばして情報収集しました。当時の自分にできること、思いつくことは全部やったと自負しています。この時期に学んだことは2つあります。1つは計画性です。闇雲に仕事をしても、目標を達成できないということに早い段階で気付くことができました。訪問前に相手先の事業・店舗展開について情報を収集することで、課題を予見して何度もシミュレーションし、提案の余地がある話題が出た際には機を逃さずに提案する事を心掛けていました。もう1つは傾聴力です。規模や業種を問わずあらゆる企業や公共団体にとって不可欠な「決済」を提案するという立場を活かして、世の中の事業者が何を考え、何を求めているのかを生の声として聞くように努めていました。クレジットカードビジネスは、加盟店とカード会員を車の両輪のように、収益を上げていくモデルです。その後、私が取り組むことになる法人営業や商品企画開発においても、会員ビジネスとしての収益化が難しい案件を、加盟店ビジネスとしていかに収益化させるのか、そういった視点はこの時期に養うことができたんだと思います。

会員の立場で考える

入社3年目の秋に大阪法人営業部に異動。個人向け提携カードの利用促進や新規発行を担いました。
提携カードは、ポイントプログラムなどを通して新たな顧客の開拓や定着が図れ、また、カード利用データの分析を通してより効果的な販促施策の展開や囲い込みができるなど、さまざまなメリットがあります。それだけに、提携先企業からはより踏み込んだソリューション型の営業活動が求められました。また、どういう提携カードにしたらお客様にご利用いただけるのか、という会員視点のアプローチも欠かせません。提携カードを扱うことは、会員側の立場でクレジットカードの可能性や価値を考えることでもありました。
加盟店と会員の両方を視野に入れながら、戦略的に考えること――それまでの新規加盟店獲得の営業から視野を広げることが求められた時期であり、入社早々に、加盟店ビジネスと会員ビジネスの2つの世界を知ったことは自分にとって大きな価値をもつものでした。

国内初となるプロジェクトへのチャレンジ

大阪法人営業部在籍中には、提携カードに加えて学生証一体型プリペイドカードの発行に取り組みました。クレジットカードをまだお持ちでない大学生の方に、キャッシュレス決済を体験していただきたいという意味も込めて、普段携帯されている学生証にVISAプリペイドの機能を搭載し、在校生全員に持ってもらうというものです。国内初の試みでした。当然、大学との調整の中ではいろいろな課題がありましたが、それ以上に難しかったのは社内の調整でした。プリペイドは、クレジットに比べて社内では歴史の浅い商品であり、収益幅も薄い。しかも、既存の社内システムや業務分掌はクレジットカード事業に最適なようにつくられているので、システム開発も独自に進めなければなりません。社内の業務面、システム面での調整や、システム開発に当たるベンダーとのやりとりなど、多くの業務が集中しました。しかし、営業担当として、将来の収益基盤を作るという想いを持って一つ一つ交渉や調整をすることで、最終的には新しいプロダクトをつくりあげるという貴重な経験を積むことができました。

キャッシュレスの新しい可能性

社会的にも大きな話題になった学生証一体型プリペイドカードの発行は、私自身にも大きな学びをもたらしました。それは非クレジット分野の可能性です。学生サービスの向上を目指す大学側や、チャージ機能を使って簡単に仕送りができるようになる保護者など、学生本人にとどまらずプリペイドカードにメリットを感じる人は少なくありませんでした。私自身、それまではクレジットカードをベースにビジネスを考えていたのですが、それだけでは捉えきれないニーズが存在することに気付きました。クレジットでは捉えきれないニーズをカバーし伸ばしていくことが、キャッシュレスの拡大にとって重要だということ、そして当社の総力を結集することで新しいビジネス展開も実現できることに実感を持つことが出来ました。競争が激化するキャッシュレスビジネスの中で勝ち抜くために、これまで当社が培ってきたリソースを、世の中のニーズに即した形で組み替えることが重要なのだと、視野が広がりました。その後商品企画開発部への異動を希望したのも、クレジットの枠に捉われず、ビジネスチャンスを創り出すことにチャレンジしたいと思ったからです。

加盟店と会員はビジネスの両輪。その気づきが飛躍につながった

会員の立場で考える

入社3年目の秋に大阪法人営業部に異動。個人向け提携カードの利用促進や新規発行を担いました。
提携カードは、ポイントプログラムなどを通して新たな顧客の開拓や定着が図れ、また、カード利用データの分析を通してより効果的な販促施策の展開や囲い込みができるなど、さまざまなメリットがあります。それだけに、提携先企業からはより踏み込んだソリューション型の営業活動が求められました。また、どういう提携カードにしたらお客様にご利用いただけるのか、という会員視点のアプローチも欠かせません。提携カードを扱うことは、会員側の立場でクレジットカードの可能性や価値を考えることでもありました。
加盟店と会員の両方を視野に入れながら、戦略的に考えること――それまでの新規加盟店獲得の営業から視野を広げることが求められた時期であり、入社早々に、加盟店ビジネスと会員ビジネスの2つの世界を知ったことは自分にとって大きな価値をもつものでした。

国内初となる
プロジェクトへのチャレンジ

大阪法人営業部在籍中には、提携カードに加えて学生証一体型プリペイドカードの発行に取り組みました。クレジットカードをまだお持ちでない大学生の方に、キャッシュレス決済を体験していただきたいという意味も込めて、普段携帯されている学生証にVISAプリペイドの機能を搭載し、在校生全員に持ってもらうというものです。国内初の試みでした。当然、大学との調整の中ではいろいろな課題がありましたが、それ以上に難しかったのは社内の調整でした。プリペイドは、クレジットに比べて社内では歴史の浅い商品であり、収益幅も薄い。しかも、既存の社内システムや業務分掌はクレジットカード事業に最適なようにつくられているので、システム開発も独自に進めなければなりません。社内の業務面、システム面での調整や、システム開発に当たるベンダーとのやりとりなど、多くの業務が集中しました。しかし、営業担当として、将来の収益基盤を作るという想いを持って一つ一つ交渉や調整をすることで、最終的には新しいプロダクトをつくりあげるという貴重な経験を積むことができました。

キャッシュレスの新しい可能性

社会的にも大きな話題になった学生証一体型プリペイドカードの発行は、私自身にも大きな学びをもたらしました。それは非クレジット分野の可能性です。学生サービスの向上を目指す大学側や、チャージ機能を使って簡単に仕送りができるようになる保護者など、学生本人にとどまらずプリペイドカードにメリットを感じる人は少なくありませんでした。私自身、それまではクレジットカードをベースにビジネスを考えていたのですが、それだけでは捉えきれないニーズが存在することに気付きました。クレジットでは捉えきれないニーズをカバーし伸ばしていくことが、キャッシュレスの拡大にとって重要だということ、そして当社の総力を結集することで新しいビジネス展開も実現できることに実感を持つことが出来ました。競争が激化するキャッシュレスビジネスの中で勝ち抜くために、これまで当社が培ってきたリソースを、世の中のニーズに即した形で組み替えることが重要なのだと、視野が広がりました。その後商品企画開発部への異動を希望したのも、クレジットの枠に捉われず、ビジネスチャンスを創り出すことにチャレンジしたいと思ったからです。

スタートアップ・個人事業主・
フリーランス向けに法人カードを発行

商品企画開発部に異動してまず担ったのは、起業間もない会社に対する法人カード発行です。法人カードは会社の経費精算業務などの効率化に有効で、「働き方改革」が叫ばれる中でニーズが盛り上がっていました。しかし、法人カードは何年か事業を積み重ねて財務状況が安定しなければつくれないというジレンマを抱えていました。そこで、業歴が浅い法人や、個人事業主・フリーランスの方にもキャッシュレス化によるメリットをご提案できるように方法を模索しました。その結果、決算書の提出などを不要とし、オーナーの個人与信に基づいて法人カードを発行する仕組みをつくることができました。当社では法人与信と個人与信とは別々の部署が担当していますし、システムも異なっています。しかし、これらを掛け合わせることで新しいお客様に当社のサービスを提供することが出来るのでは、と考えたことが新しい仕組みをつくる契機になりました。従来の社内体制や社内の常識にとらわれないというスタンスは、学生証一体プリペイドカードの発行で学んだことです。

キャッシュレス体験の機会をつくる

商品企画開発部への異動後に考えていたのは、まだクレジットカードを持っていない、あるいは持ちたくないという人にどうアプローチしていくのか、ということでした。キャッシュレス社会を大きく育てていくためには、その追求が欠かせません。
その想いを持って取り組んだのがキャッシュカード一体型デビットカードの発行、そして更に銀行口座を開いたときにカードをアプリ上で即時発行することでした。従来は、口座開設時に、希望するお客様に対してクレジットカードを発行していましたが、クレジットを持てない方もおられますし抵抗感のある方もおられます。デビットカードなら審査もなく、口座残高の範囲内で使うことが出来る為、後払いのクレジットカードよりも抵抗感が小さいと考えられていました。また、口座開設しようとしているお客様との接点があるにもかかわらず、後日カードが届くとなるとお客様の熱量は下がってしまいかねません。その場で発行できれば、使い方をデモンストレーションして便利さを体感していただける。そんな想いから、システムの構築や銀行との調整を重ねて、アプリ上での即時発行を実現しました。
こうした新しい商品や領域へのアプローチを成功させるためには、組織の垣根を越えて社内のリソースを結集しなければなりません。社外の知見も重要です。入社時、私の手には何の武器もありませんでした。しかし今は社内外の強力な人脈があり、知見の蓄積があります。それを次のチャレンジに活かしたいと思っています。

もっとおもしろいことがしたい。希望して商品企画開発部へ

スタートアップ・個人事業主・
フリーランス向けに
法人カードを発行

商品企画開発部に異動してまず担ったのは、起業間もない会社に対する法人カード発行です。法人カードは会社の経費精算業務などの効率化に有効で、「働き方改革」が叫ばれる中でニーズが盛り上がっていました。しかし、法人カードは何年か事業を積み重ねて財務状況が安定しなければつくれないというジレンマを抱えていました。そこで、業歴が浅い法人や、個人事業主・フリーランスの方にもキャッシュレス化によるメリットをご提案できるように方法を模索しました。その結果、決算書の提出などを不要とし、オーナーの個人与信に基づいて法人カードを発行する仕組みをつくることができました。当社では法人与信と個人与信とは別々の部署が担当していますし、システムも異なっています。しかし、これらを掛け合わせることで新しいお客様に当社のサービスを提供することが出来るのでは、と考えたことが新しい仕組みをつくる契機になりました。従来の社内体制や社内の常識にとらわれないというスタンスは、学生証一体プリペイドカードの発行で学んだことです。

キャッシュレス体験の
機会をつくる

商品企画開発部への異動後に考えていたのは、まだクレジットカードを持っていない、あるいは持ちたくないという人にどうアプローチしていくのか、ということでした。キャッシュレス社会を大きく育てていくためには、その追求が欠かせません。
その想いを持って取り組んだのがキャッシュカード一体型デビットカードの発行、そして更に銀行口座を開いたときにカードをアプリ上で即時発行することでした。従来は、口座開設時に、希望するお客様に対してクレジットカードを発行していましたが、クレジットを持てない方もおられますし抵抗感のある方もおられます。デビットカードなら審査もなく、口座残高の範囲内で使うことが出来る為、後払いのクレジットカードよりも抵抗感が小さいと考えられていました。また、口座開設しようとしているお客様との接点があるにもかかわらず、後日カードが届くとなるとお客様の熱量は下がってしまいかねません。その場で発行できれば、使い方をデモンストレーションして便利さを体感していただける。そんな想いから、システムの構築や銀行との調整を重ねて、アプリ上での即時発行を実現しました。
こうした新しい商品や領域へのアプローチを成功させるためには、組織の垣根を越えて社内のリソースを結集しなければなりません。社外の知見も重要です。入社時、私の手には何の武器もありませんでした。しかし今は社内外の強力な人脈があり、知見の蓄積があります。それを次のチャレンジに活かしたいと思っています。

三井住友カードはキャッシュレス業界で改革を起こし続けられるのか。
そのヒントを社員の声から見つけ出す。

あなたの知らない三井住友カード SPECAIL CONTENTS あなたの知らない三井住友カード SPECAIL CONTENTS あなたの知らない三井住友カード SPECAIL CONTENTS

社会の先陣をきる興奮を、君は味わいたくないか。
私たちは決済ビジネスの新しい形を創造し、
社会の形を変革し、常識を覆してきたパイオニアだ。
誰よりも、真っ先に、先陣をきる。
それが私たちのDNA。
そして今、
技術とマーケティングを進化させることで、
理想を現実にさせる、新たな仕組みを創ろうとしている。
日本の隅々にまで消費活動を広げ、
この国の経済を活性化させる。
人々の生活を根底から良くしていく。
そんなチャレンジが、快適な世の中を形創っていく。
そのすべての先駆者になるのが、私たちだ。
この世界で、君が真っ先に成し遂げたいものは何か。
世界が驚くファーストウェーブを、共に創らないか。
さあ、あなたなら、何をつくる?