Why here?

BIコンサルタントとして、
誰もがデータを活用できる環境を
つくっていく

マーケティング本部
データ戦略ユニット
Chou

仕事を通してデータ分析の面白さを実感。
もっと幅広いデータから、人の動向を 見てみたいと思うように

学生時代は日本の大学で教育統計学を学び、卒業後も日本の航空会社に就職しました。入社後は空港業務やお客様サポート業務、本部業務などを経験。お客様サポートセンターに配属されてからは、搭乗後のアンケート分析などに関わるようになり、分析をもとに商品サービス改良計画の立案、本部業務では路線の需要予測などを担当するようになりました。

その後、会社が新たに設立したLCC企業に出向し、分析業務をメインに広報、マーケティングなどの業務を幅広く経験。マネージャーとして多くのプロジェクトを推進しました。そこで実感したのが「データ分析の面白さ」です。「業界問わず、もっと幅広くデータを分析してみたい」と思うようになり、小売業界大手の企業に転職、商品データの分析に従事しました。そのなかで「もっと人の動向を分析したい」という思いが強くなり、それが実現できる企業への転職を考え始めました。

企業成長を加速させる、データ利活用。その最前線で活用環境をつくり、ビジネスの可能性を広げていく面白さ

三井住友カードに興味を持ったきっかけは、「お客様だけでなく、自社内のデータ利活用、BI(Business Intelligence)領域に力を入れたい」と考えている企業だったから。また、キャッシュレス利用における膨大なデータを持っていることも、私にとって大きな魅力でした。「この膨大なデータを多角的に分析して新たな施策を生み出し、分析結果を広く共有して社員が活用することでサービスの向上、企業成長につなげていきたい」。選考過程でそう伝えると「一緒に挑戦しよう」と言ってくれて。ここでなら私の思うキャリアを進んでいけるはずと確信しました。

現在所属しているデータ戦略ユニットはデータビジネスの拡大・推進および社内のAI/データ活用の加速をミッションとする部署。新規事業の企画からキャッシュレスデータを活用したマーケティング支援サービスの推進、社内向けにTableauや予測系AI/生成AIの活用を推進するなど、それぞれの立場からデータビジネス事業を推進しています。そしてそのなかで当社のデータ利活用も牽引しています。私が携わるデータ利活用やBI領域への取り組みは、まだ始まったばかり。さまざまな部署と関わるなかで「こんなこともできるのでは?」とアイデアが膨らんでいきます。眠っていたデータをビジネスに生かす。そしてそこからビジネスの可能性を広げる。その道筋を作っていけることに、今とてもやりがいを感じています。

各部署と一緒にBIツールを作って、 動かし、生かす。
社内のデータ活用を扇動していきたい

現在はBIコンサルタントとして、さまざまな部署からの依頼を受け、データ利活用の企画を練ってBIツールを制作・実装のサポートをしています。先日も、クレジットカードの新規加入者データを「カードの種類、登録者像、加入時期、申込チャネル」などの角度で分析できるBIツール(ダッシュボード)を作成。担当部署のメンバーが、いつでもすぐに知りたい角度のデータが見られるようにしました。使ったメンバーからは「こんなことができるの?」「次回プロモーション戦略の参考になる!」などの声があがり、自分の経験が、部署の可能性を広げることに生かせたのだと実感できました。

さらに社内の「データ利活用への理解浸透」のために、新たな試みとしてデータの利活用方法を分かりやすく説明し、実例を共有するオンラインおよび対面の勉強会なども開催。こうした発信をもとに、今は多くの部署からデータ活用の相談がデータ戦略ユニットに舞い込んでいます。ほぼすべての部署にデータ活用の可能性はある。だからこそ今後も各部署のメンバーと一緒に検討を重ねて、社内のデータをさらに有効活用して全社的なBI導入を推進し、売上や業務改善への成果を残していきたいです。

データ活用は、専門家だけの仕事じゃない。データを扱える人材の育成も進行中

この仕事をしていると「データ活用って専門の知識がないと無理でしょう?」という声をよく聞きます。でもそれは大きな間違い。確かに「ビッグデータからのデータ抽出」には専門的なスキルが必要です。しかしそこから「データを使って分析すること」は、そう難しくはありません。少し訓練をすれば、誰もがBIツールを自作できるのです。私が理想としているのは「多くの人がデータに触れ、そこからたくさんの気づきを得られる環境をつくること」。データからの重要な気づきは専門家からではなく、活用する現場から多く上がるはず。だからこそ皆がデータを活用できる環境をつくっていきたいと考えています。

そのための取り組みが、部署横断型の「人材戦略スクワッド」でのプロジェクトです。「人材戦略スクワッド」の目的は「デジタル&マーケティング領域の施策実行に資する人材の育成」。その一環で現在は「データ利活用スキルの向上」を希望する他部署の人材を、3カ月ほどデータ戦略ユニットが受け入れてOJTを実施、データ利活用人材に育成しています。スクワッドには人事メンバーも参加し、研修内容はデータ戦略ユニットが制作するため無駄なくスピーディーな人材育成が可能。当社では課題に対して各部署から必要なメンバーを選出してプロジェクトを進行するアジャイル組織の体制を導入しているため、こうした動きは社内にいくつもあるのですが、改めてこの会社のチャレンジングな姿勢を実感できる取り組みでした。

前向きで、明るい社風に背中を押されつつ、
データ利活用で、企業の成長に
貢献していきたい

三井住友カードのメンバーたちは明るく、前向きで、新しい施策もメンバーもフラットに受け入れる柔軟さを持っています。そして挑戦する人を応援し、背中を押す文化もある。だからこそ、私自身すぐに馴染むことができ、まっすぐにやりたいことに挑戦できました。

BIコンサルタントの仕事は、まさに私が挑戦したかったことそのもの。これからも他の企業で培ってきた分析スキルや経験を生かし、BIツールの企画、実装、そしてデータ利活用の浸透や人材育成にも力を注いでいきます。そして、さまざまな部署とコミュニケーションを取りながら「誰もがデータを扱える環境」をつくり、部のメンバーと一緒にBI推進によって会社の成長に貢献していきます。

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