Product & team 02

ファクトに基づく「Custella」の
データ分析を軸に
顧客のあらゆる課題を
解決していきたい

データ戦略部

  • N.Sugimoto

    マーケティング本部 データ戦略部 アナリティクスグループ データアナリスト。メガバンクに7年勤務し、営業およびデータ分析業務に携わった後、「よりビッグなデータの分析を手掛けたい」との思いで2022年に、三井住友カードの「Custella」に魅力を感じて入社。現在はデータアナリストとして、分析からレポーティングまでを担当。データ分析がとにかく好き。

  • T.Sakurada

    マーケティング本部 データ戦略部 アナリティクスグループ グループ長。交通インフラ業界のシステム会社にて、約9年間システムエンジニアとして要件設計などに携わった後、2015年に三井住友カードへ入社。商品企画開発部を経て、2020年にデータ戦略部に異動、21年から現職へ。情報科学分野の修士であり、システム設計、カード決済、決済ソリューション分野に造詣が深い。

データ戦略部 アナリティクスグループ、
データアナリストの仕事とは?

T.S

データ戦略部は、加盟店(事業者)の膨大なキャッシュレス決済データを活用して新たなビジネスを企画、開発するために立ち上げられた部署です。2019年から提供を開始していたデータ分析支援サービス「Custella(カステラ)」を軸に、企業のマーケティング支援をしています。

N.S

現在、データ戦略部にはプランナー、データアナリスト、データサイエンティスト、データエンジニアが在籍しています。業務の流れを簡単に説明すると、まずは営業部署がデータ分析支援サービス「Custella」をお客様に提案。興味を示していただいたお客様に対しては、プランナーが中心となりそれぞれのビジネス課題に応じた分析提案を行います。その後、獲得した案件について、データアナリストやサイエンティストが分析計画を立て、これに沿ってデータエンジニアがデータを抽出。データアナリスト、サイエンティストがデータ分析を行います。そして、その結果をレポーティングしてお客様に提出します。

T.S

案件内容によって編成は変わりますが、基本的には、アナリスト、サイエンティスト、エンジニアがチームとなって案件を担当。データアナリストがデータ集計、分析を行い、機械学習的な要素、モデリングはデータサイエンティストが担います。1つの案件の平均的な期間は2、3か月程度のことが多く、長期プロジェクトや継続的な支援などもありますね。

N.S

仕事をする上で大切にしているのは、分析前にお客様の要望を深く理解しておくこと。分析前のコミュニケーションでレポートの良し悪しはほぼ決まるので、いかにお客様の課題に向き合えているかどうかが成功の鍵になります。またレポートにおいては、グラフや図を効果的に使って視認性を高めるなど、読まれる工夫にも力を注ぎます。どんなに良いレポートも、読まれなくては意味がなくなってしまうので。

ファクトに基づく、信頼性の高い
データ分析で、
価値あるソリューションを提供する

N.S

「Custella」の強みは、長年蓄積されてきた当社の決済データを活用できる点にあります。例えば、小売店が「どんな人がお店で商品を買ってくれるのか知りたい」とき、「Custella」を利用すれば「そのお店で商品を買った人が、他のどんな場所で買い物をしているか」が分かります。そして、そのデータをもとにカスタマーのペルソナを可視化し、的確なマーケティング施策を打ち出すことが可能になります。ファクトに基づいた信頼性の高い「Custella」のデータ分析結果は、主に広告のターゲティングや商品設計、新店舗の立地検討などに多く活用されています。観光プロモーションやインバウンド誘致を検討するために、省庁や自治体が顧客となる案件も多いですね。

T.S

現在はBtoBの案件が多いのですが、今後はBtoCへの展開も可能だと考えています。個々のカスタマーの決済データから、必要とされる広告やサービスを提示したり、位置情報も活用することで近隣のおすすめ店舗を提案したり。カード会員向けの新たなサービスを誕生させることができるかもしれません。

仕事の魅力は、データ分析を通して、
お客様の外部ブレインになれること

N.S

データアナリストは、データを前にまず仮説を立て、その正否を確かめていきます。その過程で「レポートの軸となる答え」が閃いた瞬間が、一番好きですね。もともとデータ分析が好きで、広いデータを扱いたくて転職したので、当社の持つビックデータをもとに、様々な角度から分析できること自体がとても楽しいです。

T.S

「Custella」を通してお客様のマーケティングを支える、外部ブレインになれる点も、大きなやりがいと言えます。データ分析のレポートが、お客様のビジネスにどう活かされたのか、その結果なにが生まれたのか、というところまで並走できる。そこからさらに、新たな分析を進めるなど、長く深い関係性を築いていけることに喜びを感じられるはずです。

N.S

私もさらにお客様と長く関わっていけるよう、今後は、マーケティングの勉強などにも力を注いでいきたいです。当社の持つデータとお客様の所有するデータを突き合わせて分析を深めるなど、今よりも多様な課題に応えられるようになりたいですね。

T.S

データ分析の活用範囲は、商品企画、プロモーション、事業企画など多岐に渡ります。データ分析という仕事を通じて、さまざまな仕事に触れながらキャリア形成ができる点も、この仕事の大きな魅力です。

データ戦略部、アナリティクス
グループの人、環境、文化。
ここで身に着くスキルとは?

N.S

転職して1年が経ちますが、仕事を通して、ツールの使い方やコードの書き方などのスキル以外にも、「お客様に喜んでいただける分析」をするための考え方を身に着けることができました。OJTの学びはもちろんですが、20年以上のキャリアを持つプロフェショナルな外部講師が週3回ほど会社に来て、レポートの添削や分析のチェックなどをしてくださるので、そこで学ぶことも多かったです。

T.S

厳しい指摘などもあるのですが、杉本さんをはじめメンバーたちは、それを「エールをもらった」と言い換えて前向きに捉え、成長の糧にしています。その姿に頼もしさを感じましたね。

N.S

そもそも部署が成長フェーズにあるので、常にみんなが前向きなんです。「どうすればクリアできるか」を考え、サポートし合って仕事を進めるので、働いていて気持ちがいいです。グループにはIT、リサーチなど、さまざまな業界で経験を積んだメンバーが在籍していて、みんな惜しみなく自分の持っている情報をシェアしてくれます。そのおかげで、大きく私自身の世界が広がったと感じています。

T.S

教育環境やサポーティブな文化は、「どうすれば新たなメンバーが安心して成長できる環境になるか」を初期メンバーが考えてきたからこそ生まれたもの。マネージャーとして、今後もこの文化を維持しつつ、メンバーたちが自走しながら、いいチームを作り、いい仕事ができるようにサポートしていければと考えています

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