SMBCグループ
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「三井住友カードはどんな会社ですか?」と聞かれれば、私は「人々の暮らしの中に必ず存在する『決済』を起点として、幅広い事業を展開する企業です」と答えます。
「クレジットカード会社」の枠を超え、時代に先駆けて新たな事業を次々に手掛けてきた三井住友カード。その姿は常に変化をしてきたように思います。
私が三井住友カードに入社した1991年は、まだ現金での取引が多く、クレジットカードはそれほど社会に浸透していませんでした。そんななかで三井住友カードは世界ブランドである「VISA」と日本で初めてタッグを組み、新たな決済スタイルを日本に広めようとしていたのです。その挑戦に大きなやりがいを感じ、私は入社を決めました。
奮闘の末、クレジットカードでの決済は次第に社会に浸透していきました。それを経て2018年から三井住友カードが掲げたのが「Have a good Cashless.」です。私たちはこれをテーマとして、日本のキャッシュレス化を進め「生活・未来・環境を良くしていこう」としてきました。そして2020年以降、日本のキャッシュレス化は急速に進み始めました。
常に変化していく社会。そのなかで三井住友カードも、クレジットカード会社の枠に捉われない新たな商品・事業を多く誕生させました。
例えば、デジタル技術の社会浸透を見据えた、商品・サービスのデジタライゼーション。キャッシュレスデータを活用したマーケティング支援サービスや、公共交通機関へのクレジットカードによるタッチ決済の導入事業など。社会変化の一歩先ゆく挑戦をしてきたのです。
そして、この「常に“変革”を意識し、新しいことへ“挑戦”する」姿勢は、三井住友カードの誇るべき社風となりました。それを支えているのは、ほかでもない社員一人一人の「従来の慣習、常識にとらわれない挑戦をしたい」「お客様の成長に貢献したい」「自己成長したい」というマインド。そんなマインドを持った人たちが、三井住友カードには集まっている。それこそ、三井住友カードの最大の強みです。
これからも私たちは「Have a good Cashless.」をテーマに日本のキャッシュレス化を推し進め、より便利で、心地よい社会づくりをしていきます。そして、決済という誰もが持つ日常のシーンを起点に、人々のくらしに深く根づき、無くてはならない存在になっていきます。
そのためには、さらなる変革が必要です。そこで重要なのが、さまざまなフィールドで研鑽を積み、進むべき道を開拓してきた人材。多様なバックグラウンドを持つ皆さんの経験や知識はイノベーションを起こす新しい風になるはず。ぜひ、自らのキャリアや発想に自信を持って、当社の扉を叩いてください。新たな仲間とお会いできるのを楽しみにしています。
最後になりましたが、実は私は1967年生まれで、三井住友カードと同い年。共に歩むなかで、会社が新たな仲間を得て成長し続けていく姿に、毎年、刺激を受けてきました。いくつになっても人は成長できるもの。ぜひ、皆さんと一緒に成長をしていきたいと考えていますので、どうぞよろしくお願いいたします。
1991年に三井住友カードに入社。2012年よりネットビジネス事業部長。2019年より執行役員マーケティング統括部長。2020年よりマーケティング本部長として商品企画からTVCM等のマス、デジタル、データ等、全体を俯瞰したマーケティング事業を指揮。現在は専務執行役員 マーケティング本部長。